ある街の缶詰工場で実際に起こった痛ましい事故です。

R市にある缶詰工場で、従業員が大釜に閉じ込められ、蒸し殺されるという事故がありました。
ある日の正午頃、従業員の男性(36)が清掃のため大釜の中に入り込んだ時に起こりました。

従業員が釜の底をブラシでゴシゴシ洗っていると、それに気付かなかった他の従業員が、釜の蓋を突然閉めてしまったといいます。
巨大な鉄製の釜の中からは、彼の声は届きません。
そして数秒後、彼を残した釜の中へ、殺菌のための熱い蒸気が注ぎ込まれてしまいました。

救急車が到着した時には、従業員はすでに死亡しました。
釜の中で彼はどんな苦痛を味わったのか、想像すら出来ません。