中学生の頃に陸上大会のリレーの練習していた時の話。
陸上をやっていた人ならわかると思いますが、12ミリのスパイクをつけて練習してたんです。
土で走る時によく使われる少し長めのスパイクですね。
で、バトン受け渡しの練習をしていたんですが、僕が3走目で2走目の奴と組んで2人でやってたんです。
でもその時、「晩飯何かな~」とか近くを通りかかったカワイイ女生徒を眺めたりと、正直僕はまったく集中していませんでした。

ふと気がつくと、その2走目の奴が物凄い勢いで突進してきたんです。
ハッと我に返った僕は驚いて駆け出しましたが、手遅れでした…。

尖ったスパイクで右足の甲を思いっきり踏まれプレスされました。
変な話ボーッとしてた僕が悪いんですが「大丈夫!?本当にごめん!」と2走目の奴が謝りまくり。

とりあえず一緒に保健室に行く事になったんですが、そこでスパイクを脱いでみると足の甲にはぼっかりと12mmの穴が4つ空いていました。

当然僕は、大会には出られず。
その後も2走目だった奴はずっと僕の事を気にかけてくれ、怪我以前よりも仲良くなりました。
今でも付き合いのある親友です。